ドイツで風邪をひくと、いつもナーバスに ①家でできる基本療法を試す

風邪になると、どの薬を飲めばいいのか、ドイツに来てからいつも迷う。
私の場合、鼻から始まる風邪が多いのだけれど、今回は熱も鼻かぜもなく、直接ノドに!
咽頭がグッと狭まくなった感じ。もっと言うと、かるく首を絞められてる感覚だ。
この段階で適切な薬を飲めていれば、悪化は避けられる。
と思うのだが、さっきも言ったように、どの薬を飲めばいいのか、
ドイツに来て4年になるのに、まだ分からない・・・。
めったに病気をせず、薬を飲まない親戚、旦那に聞いても分からず。
薬局に働く友人たちに聞くと、基本はウガイ。
ノドに良いハーブ系のシロップを飲む、ハチミツを舐める、
と素人でも知ってるアドバイスしかもらえない。
要は医者ではないので、薬剤師といえども、どれこれがいい、と言うのはハバカラれる、
というのが本音のよう。

なので、朝一番、うがいをした後、上等のハチミツをスプーン一杯たっぷり分を口に含み、
ゆっくり溶けてノドに流れるのを待ちながら、子どもたちの朝の用意をする。
ハチミツは牛乳とか暖かい飲み物に入れると上品な甘さになって美味しいが、
溶けて流れる段階まで、ずっと口に含むのはけっこうツライ。
甘すぎるし、ノドも口の中も、なんだかジリジリする。
このジリジリが効いてる証!と信じ、甘すぎるツラさを耐える。
ハチミツが全部溶けて流れても、すぐに飲食してはいけない。
せっかくのハチミツの効果がなくなってしまうからだ。
ノド周辺に付いたバイ菌をハチミツがジリジリやっつけてる姿を想像しながら、
ノドの渇きにしばらく耐える。
そして15分ほど経った頃、暖かいカモミールティを飲むのだ。

Bronchicum® Elixir

それが一段落したら、Bronchicum® Elixirという、タイムの濃縮シロップを飲む。
医者からも処方される、薬としての効用が認知されている物だ
薬局でも買えるので、我が家も常備薬として買い置きしている。

これで症状が和らぐなら万々歳!
なのだが私の場合、残念ながらドイツ移住後は、こういった家庭でできる基本療法が、あまり功をなさなくなってしまった。